滋賀県酒造業協同組合
滋賀県酒造組合

湖南エリア

3 太田酒造おおたしゅぞう

関東管領方、扇谷上杉家の家老として江戸城を築城し、また文武両道に優れた武将と知られる太田道灌公を遠祖にもつ太田家は、道灌公から6代目の孫にあたる太田正長の時代に近江草津へ移住します。江戸時代初期開居(問屋場、貫目政所、天領の地、かくし目付)として公務を果たし明治維新後、酒造りを始め、後の昭和3年太田合名会社を設立、本格的に酒造業を始め現在に至ります。

江戸城築城の祖、太田道灌を遠祖として、道灌公より6代目の子孫が越前福井藩から徳川幕府の内令を受け、草津宿の関守役目「人馬継立所」や「貫目改所」の公務を代々勤めてまいりました。東海道や中仙道を往来する人々に草津の銘酒とご賞味されております。

日本酒の醸造を主力に、米・麦・芋も全て地元産の原料を使った本格焼酎を草津で製造しており、栗東市荒張浅柄野では、自社農園の葡萄畑を有し、除草剤を一切使用しない有機肥料のみで育てた葡萄でワインを仕込み、果実酒・ブランデー・リキュールの醸造を行っております。

酒造りへのこだわりや心がけていること

厳寒の酒蔵で米を磨き、技を磨き、心を磨いて、手造りで醸造する品質本位の酒造りをモットーに日々精進しております。酒造りは洗いに始まり、洗いに終わる。常に美しい環境の中で清らかな気持ちで作業を行うように心掛けています。

道灌どうかん

遠祖太田道灌公に因んだ酒名として、「本醸造 道灌」。近江米を100%使用して醸した本醸造四段仕込みの旨口タイプ。冷やでもよし、燗でもよし、毎日飲んでも飲み飽きしない晩酌酒になっています。

創業年 :1874年(明治7年)

代表者名:太田精一郎(19代目)  

住所  :〒525-0034 滋賀県草津市草津3丁目10-37

電話番号:077-562-1105

FAX 番号:077-564-0046

メール :got1641@ohta-shuzou.co.jp

営業時間:9時00分~17時00分(12時から13時は昼休み)

休業日 :年末年始、ゴールデンウィーク、お盆休み、日・祝日

ホームページ:http://www.ohta-shuzou.co.jp

見学   :可能(要事前予約)売店二階にあります太田道灌さんの資料館の見学ができます。

見学期間 :1月~11月 ※12月は繁忙期の為、お断りしております。

試飲   :可能

酒造り体験:不可

毎年4月の第4土・日に草津市の行事として毎年企画されている「草津宿場祭」に振舞酒を行い、合わせて蔵開きとして醸造場を開放しております。

4 古川酒造ふるかわしゅぞう

旧東海道沿いに蔵を構え、草津宿の繁栄と共に歩み、唯一現存する蔵で、少ない資料や口伝えによると 蔵元は代々「宗吉」を名のり、銘柄「宗花」を今も受け継ぎ ″濃醇、旨口″のお酒を醸しております。草津の水、風土、近江米(農薬・化学肥料不使用米)にこだわり、蔵元杜氏と但馬杜氏が昔ながらの伝統ある手造りを行い、木槽しぼり(きぶねしぼり)で時間をかけ丁寧に搾ります。

JR東海道琵琶湖線草津駅と南草津駅の中間辺りに位置する古川酒造は全国からご来店していただております。試飲や蔵見学などお気軽にお越しください。

酒造りへのこだわりや心がけていること

当蔵は佐瀬式木槽絞りを行っています。醪(もろみ)を手作業で布袋に1枚ずつ詰め紐などは使用せず袋を織り込むだけで中身が漏れないようにし、何段にも積み重ね、時間をかけてゆっくり搾ります。大変な時間と労力がかかる作業ですが、旨いと言っていただけるお酒を造るためにこの方法を採っております

天井川てんじょうがわ

天井川(旧草津川)は屋根よりも高い位置に川底があり浮世絵にも取り上げられた名所です。当蔵は純米大吟醸原酒(兵庫県産山田錦)・純米吟醸原酒(滋賀県産吟吹雪)・特別純米原酒(滋賀県産みずかがみ)本醸造原酒(地元草津市の契約会社の農薬・化学肥料不使用米)など製造しております。酸味があってその中に甘みも感じられる、しっかりとした味わいの濃醇・旨口の酒を醸しております。

創業年 :1868年(明治元年)

代表者名:古川 睦夫(6代目)  

住所  :〒525-0053 滋賀県草津市矢倉1丁目3-33

電話番号:077-562-2116

FAX 番号:077-562-2116

メール :rscrj393@ybb.ne.jp

営業時間:9時30分~18時30分

休業日 :日曜日、年末年始

ホームページ :http://www.furukawashuzo.com

フェイスブック:http://www.facebook.com/furukawasyuzou

見学   :可能(要事前予約)

試飲   :可能(要事前予約)

酒造り体験:不可

5 竹内酒造たけうちしゅぞう

当蔵は、近江・石部の里で酒づくりを行っています。東海道五十三次の宿場町の一つである石部は、江戸時代に「京立ち石部初泊まり」と言われ、必ず旅人が立ち寄った宿場町として栄えました。そして「石部の酒」は当時の旅人達の間で大変重宝がられ、その評判は人伝えに広がり、この酒を求めて人々がやって来たと言われています。あまりに美味しい評判のその酒は、いつしか「語らずの酒」と呼ばれたそうです。

東海道五十三次の宿場町の一つである石部は、江戸時代に「京立て石部初泊まり」と言われ、必ず旅人が立ち寄った宿場町として栄えました。

近年清酒だけではなく、自醸純米酒を使ったリキュールや、発泡性清酒も発売しており、国内外に向け発信しております。輸出部門にも早くから力を注ぎ、現在全出荷量の15%を輸出しております。

酒造りへのこだわりや心がけていること

麹づくりは酒づくりの出発点として、その品質は酒質に大きく影響いたします、竹内酒造では、昔ながらの手づくりの良さを残した、手間暇をおしまない、麹造りを続けています。

香の泉かのいづみ

香の泉は、米にこだわり、水にこだわり、技術にこだわり、その製造はあくまでも伝統的手法を厳守。お米選びに始まって、蒸し米、麹づくり、酒母づくり、仕込み…と全て手作業で行い、ひとりひとりの蔵人が、手間をかけ、愛情を込めて一滴一滴を造り上げています。これからもさらに愛される酒造りを求めて、日々研鑽し、当蔵のお酒を末永くご愛飲いただけるよう、励んでまいります。

創業年 :2013年(平成25年)

代表者名:武石 恭芳  

住所  :〒520-3106  滋賀県湖南市石部中央一丁目6番5号

電話番号:0748-77-2001

FAX 番号:0748-77-2963

営業時間:8時30分~17時00分

休業日 :土日祝

ホームページ:http://takeuchishuzo.co.jp

見学   :不可

試飲   :可能 ※20名以上(要事前予約)

酒造り体験:不可

蔵祭り 2月11日(建国記念日)(変更可能性あり)

6 北島酒造きたじましゅぞう

「御代栄」の名は、大伴家持が万葉集で詠んだ「天皇の御代栄むと東なる陸奥山に黄金花咲く」の歌に因んでいます。平成14年にはこの定番のブランド「御代栄」に加え、新たに「北島」ブランドを立ち上げました。
私たちは、この地で先人が生み育てた伝統の酒を守るだけでなく進化させ、新しい日本酒の世界を発信し続けてゆきます。

北島酒造は旧東海道沿い。水口宿と石部宿の間にある湖南市(旧甲賀郡甲西町)にあります。今も蔵の前には、江戸の時に思いを馳せながら一歩一歩、歩を進める歩こう会さんの姿が絶えません。

良質な近江米、鈴鹿山系のやわらかな伏流水、湖国ならではの冬の冷え込み・・・この土地の恵みを最大限に生かせるよう、心を込めて丁寧に造っています。伝統の「御代栄」と挑戦の「北島」。この二つのブランドを柱に、派手さはなくともそっと食事に寄り添い、すっと身体に沁み渡る、そんな地酒を目指しています。

酒造りへのこだわりや心がけていること

酒蔵に自然に生息する乳酸菌を利用し、多大な時間と手間をかけて醸す日本酒の原点とも言える製法「きもと造り」に力を入れています。このきもと造りからの学びを全ての造りにおいて応用し、実践しています。

御代栄みよさかえ

「御代栄」・・・昔から地元の方にご愛飲頂いている歴史あるブランド。少しで良いから理屈抜きに美味い酒を、と伝統の技で醸し続けています。繊細ながらほっとする味わいの、晩酌の定番酒です。
「北島」・・・平成14年に立ち上げた新ブランド。呑めば食べたくなる、食べたら呑みたくなる食中酒を目指しています。ぶれない媚びない真っすぐな辛口酒で、全て純米造りの少量多品種。新しい酒米、新しい製法等、挑戦のブランド。特約店様のみの販売となります。

創業年 :1802年(文化2年)

代表者名:北島 輝人(14代目)  

住所  :〒520-3231 滋賀県湖南市針756

電話番号:0748-72-0012

FAX 番号:0748-72-0124

メール :info@kitajima-shuzo.jp

営業時間:9時00分~17時00分

休業日 :日・祝定休 ※夏期は水・土不定休

ホームページ:http://kitajima-shuzo.jp/

見学   :可能(要事前予約)

試飲   :可能  ※コロナウイルス感染拡大防止のため、現在は行っておりません。

酒造り体験:不可

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〒520-0806
滋賀県大津市打出浜2番1号コラボしが21、1階

電話
FAX

077-522-3070
077-522-3185

●お酒は20歳になってから。●お酒はおいしく適量を。●飲酒運転は絶対にやめましょう。●飲んだあとはリサイクル。●妊娠中の授乳期の飲酒は胎児・乳児の発育に影響する恐れがありますので気をつけましょう。

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